バイヤー小林邦宏の出会いの旅

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

2020.3.25 - Column

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

南米大陸の南側、パラグアイ・アルゼンチン・ウルグアイといった国々で愛されているお茶、マテ茶。

元々肉料理に偏り過ぎる食習慣のこのエリアでは栄養・美容の両面でマテ茶が補完されてくれていると言われ、別名「飲むサラダ」とも言われることも。。。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

その中でもパラグアイで愛されるマテ茶の文化が“テレレ(Tereré)”。
イェルバ・マテと呼ばれる茶葉をグアンパと呼ばれる容器に入れ、水出しするのがパラグアイ流。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

これをボンビーリャと呼ばれるスプーン型のストリーでチビチビと飲んでいくのです。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

そして、仲間うちでグアンパを回し飲みしながらおしゃべりに花を咲かせます。

街中を歩いていると、やはり目に付くのはテレレを飲む人びと。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

パラグアイ人の暮らしにはテレレが欠かせません。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

実際、アスンシオンの街を歩いていると、グアンパ・ボンビーリャと水の入ったポットのセットをどれだけ目にしたことか。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

写真を撮らせてもらおうとすると、

“せっかくだから飲んでいきなよ”

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

と勧められること多数。
テレレを通じて人と人が繋がるのです。

テレレで繋がる人びと~パラグアイ・アスンシオン~

特に、ここアスンシオンは高温多湿の気候。
ちょっと苦めのテレレがほてった身体を冷やしてくれます。

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